一歩め

昨日は某企業の一次選考会に参加した。

もっぱらその業界に興味があるとか、その仕事がしてみたいとか言う訳ではなかったが、その社風や社員の考え方や仕事に対する姿勢というものに胸が熱くなる思いを感じたので参加してみた次第である。

周りの参加者はと言えばいかにも「俺たち体育会系だぜ」と言わんばかりの野球部のやんちゃ坊主や、やや内気なテニス小僧ばかりで幼い頃からスポーツしかやってこなかったんだなと感じた。この時期の中小企業の選考ということもあるのか非常に企業のレベルに対して学生のレベルが見合ってないと感じた。本格的に就活のスタートする以前のこの時期に、有望な学生があえて中小企業の選考に参加する目的と言えば、その後に控える就活本番に向けての経験値をつけるためである事がほとんどか、もしくは自己分析を真面目にやりすぎたがゆえに自分の居場所は大企業にはないと気づいた自称鋭い人間なのではないだろうか。

今日行ってみて気づいた事のひとつとして面接官と面と向かって話す事ができれば、自分の良さを伝える事はできるなと。ただESやSPIの段階で切られてしまうとその土俵にも立つ事ができない。今までは自らの人間性を深める事を目的に様々な経験をしてきたが、これからは紙面のための活動に切り替えていく。具体的には、TOEIC、SPIこの二つ+ESの内容をより魅力的な文章にしていく事。すべてを最短ルートでたどり着くためにまずはゴールを把握する。そこから自分との距離を縮めていく。限られた時間の中で最高のパフォーマンスを発揮する。要領の良さがいま問われる。